お知らせ
大分県産業創造機構取引振興課より講習会のお知らせ

こんにちは、おおいたスペースフューチャーセンター事務局からのお知らせです。

大分県産業創造機構取引振興課様からお知らせ、ご案内がありました。 

デジタル化に向けてお考えの皆様、ご参考になればと思います。

   

「ものづくり現場のデジタル化促進講座(経営者・現場管理者向け)
~デジタル化の初歩からトライまで~」募集案内


一般社団法人大分県工業連合会
1 目的・概要
ものづくり現場にデジタル技術を導入し、効果的に活用するためには、経営者や
現場管理者が自社で取り組むべき課題と、これに見合ったデジタル化のイメージを
持ち、実践することが求められます。
本講座は、県内ものづくり中小企業において、「デジタル化の必要性を感じてい
るが、デジタル技術の導入方法や具体的なイメージがわからない」「これから社内
のデジタル化に取り組みたい」「さらに推進していきたい」という企業の経営者・管
理部門等のデジタル化を推進する方を主な対象として実施します。デジタル化の必
要性を実感してもらい、県内ものづくり中小企業へのデジタル技術の導入を促進す
ることを目的としています。
ものづくり現場におけるデジタル化に詳しい講師を迎え、現場の工程ごとに、デ
ジタル技術の紹介やその具体的な活用手法を、「初歩からトライまで」実践的に学
ぶことができる講座です。
2 主催
一般社団法人大分県工業連合会
3 協力企業(50 音順、敬称略)
アスプローバ株式会社、株式会社亀山電機、シーメンス株式会社、
Beach Head,Inc.、ミシマ・オーエー・システム株式会社、株式会社MENOU
4 募集対象
県内ものづくり中小企業のうち、今後社内のデジタル化に取り組む企業や、
さらなるステップアップを図ろうとする企業における、デジタル化推進の担当者
(経営者や現場管理者等)
5 定員
15 名程度(1社につき2名まで)
6 研修日程・研修会場
日程 会場
第1回 9月20 日(金) 13:00~17:00
コンパルホール 304 会議室
(大分市府内町1丁目5-38)
第2回 10 月4日(金) 13:00~17:00
ホルトホール大分403 会議室
(大分市金池南1丁目5-1)
第3回 10 月18 日(金) 13:00~17:00
ホルトホール大分403 会議室
(大分市金池南1丁目5-1)
第4回 11 月15 日(金) 13:00~17:00
ホルトホール大分404 会議室
(大分市金池南1丁目5-1)
7 カリキュラム
別紙のとおり
8 参加費
無料
9 申込方法 ※申込期限:令和6年8月30 日(金)
下記URL または二次元バーコードからお申込みください。
https://ttzk.graffer.jp/pref-oita/smart-apply/apply-procedure-alias/R6sokushin
10 受講者の決定通知
令和6年9月上旬頃通知予定
11 その他
・実習のため、パソコンのご持参が必要となる場合があります。
・定員を上回る申込があった場合は、期限前に締め切り、
1社当たりの受講人数を調整させていただくことがあります。
・本事業は、大分県からの受託事業です。
12 申込先・問合せ先(事務局)
一般社団法人大分県工業連合会 担当:黒木、加藤、髙橋
TEL:097-506-3267 e-mail:info@oitakenkoren.or.jp


※各講義の内容や開催場所等は今後変更が生じる可能性があります。
日時 内 容 講師・協力企業
第1回 9/20(金)
「製造計画編」
製造計画管理業務、スケジューラの活用について
ものづくりにおいて、実際の現場で起こり得る事例をケ
ーススタディ形式で取り上げ、グループディスカッション
を通じて問題点を整理します。
スケジューリングの情報システムへの活用による、もの
づくりの変化を体験し、その重要性・必要性を学びます。
佐世保工業高等専門学校
教授 柳生 義人 氏
北九州工業高等専門学校
教授 久池井 茂 氏
技術専門職員 宮元 章 氏
アスプローバ株式会社
第2回10/4(金)
「受発注と生産収益管理編」
管理受注業務について
リモート環境が重視される現状においても、効率を保っ
て収益を維持する企業の受注生産活動業務に焦点を当て、
具体的な手法を紹介します。
MRP1を使用して、電子的な方法による受発注情報の共有、
在庫推移表を活用した効率的な材料発注から、生産計画・
指示・結果入力までの一貫したプロセスを学びます。
大分工業高等専門学校
教授 尾形 公一郎 氏
北九州工業高等専門学校
教授 久池井 茂 氏
Beach Head, Inc.
ミシマ・オーエー・システム
株式会社
第3回10/18(金)
「製造進捗管理編」
製造実行システムについて
受注管理業務の効率化を図るためには、工程別の製造指
図作成及び実績把握をきめ細かく行うことが重要です。本
講座では、品質管理プロセスにおけるシステムエンジニア
リングと、それを基盤としたフロントローディング2を学び
ます。さらに、第4次産業革命関連ツールにおいて、実績把
握に極めて有効なMES3について学びます。
鹿児島工業高等専門学校
教授 島名 賢児 氏
熊本高等専門学校
教授 田中 禎一 氏
北九州工業高等専門学校
教授 久池井 茂 氏
シーメンス株式会社
株式会社亀山電機
第4回11/15(金)
「品質管理編」
外観検査業務の自動化、AI の活用について
検査員の目視に多くを依存している外観検査業務を、AI
で自動化することにより、人手不足と品質管理の課題を解
決する動きが注目を集めています。
現在は、ノーコード(プログラミング不要)のAI ツール
を用いて、現場が自ら低コストで自動化の検証・開発を行
う手法がトレンドになっています。本講座では、AI 外観検
査システムの概要と、ツールを用いた画像検査AI 開発につ
いて、実践的な演習形式で学びます。
大分工業高等専門学校
准教授 稲垣 歩 氏
北九州工業高等専門学校
教授 久池井 茂 氏
株式会社MENOU
1 MRP :「生産活動に必要とする資源(リソース)の計画を立て、それに基づいた仕入れ・生産を行う管理手法」
だが、最近ではその役割に加えて生産の工程管理や品質管理、販売管理や出荷管理、関連する会計処理な
ど幅広い業務をカバーするためのシステムとして導入・運用されている。
2 フロントローディング:設計初期の段階に負荷をかけて、前倒しが可能な工程を初期段階で行うこと。
3 MES :製造実行システム。製造工程の把握や管理、作業者への指示や支援などを行う。