今年3月28日、政府の宇宙政策委員会は、安全保障と民生の両面で重要度が増す宇宙活動の自立性を確保するため、技術開発の方向性を定めた「宇宙技術戦略」を策定しました。
本戦略においては、「衛星」、「宇宙科学・探査」、「宇宙輸送」、加えて「分野共通技術」の分野について、安全保障や宇宙科学・探査ミッション、商業ミッション、また、それらミッションに実装する前段階の先端・基盤技術開発に加え、民間事業者を主体とした商業化に向けた開発支援などの方向性が示されています。この中で、宇宙港については、ロケットの打上げ拠点としてだけでなく、ロケット・宇宙機の帰還拠点として重要な役割を果たすとともに、周辺における観光・教育・体験、研究・創薬・材料などの様々な産業集積によって、新たな価値創造や地方創生を進める宇宙ビジネスのハブ拠点として期待されること、そして宇宙港価値創造技術として、周辺産業との連携・協業を促すこと等への取り組みを通じて、宇宙港を核に価値を創造し、地方創生へと繋げ、宇宙産業におけるイノベーションを創出し、我が国の宇宙輸送サービスのハブ拠点へと繋げていくことが明記されています。
今回登壇頂く兼松株式会社様は、2022年12月に「大分県、×Sierra Space×兼松株式会社」による宇宙往還機Dream Chaser® 活用検討や地球低軌道の利用など宇宙ビジネスに積極的に取り組まれています。
本セッションでは、同社の宇宙ビジネスの取り組みについて、話題提供して頂きます。参加の皆さんの宇宙ビジネスへの参入や取組みへの参考になればと考えています。
開催日時:令和6年5月17日(金)14時30分~16時30分 開場14時
開催場所:ソフトパークセンタービル3階 研修室(大分市東春日町17-20)
参加料 :無料
定 員:100名程度
講 師 : 高田 敦(たかた あつし)氏 (兼松株式会社 航空宇宙部)
なお、フューチャーセッション終了後、講師との懇親会【17時~18時、会費制】を予定しております。意見交換の場として、是非ご参加、ご活用ください。
申し込みは、添付チラシの 応募フォームまたは、QRコードからお願いします。